成功する事業承継の秘訣

事業承継を成功させるポイントは6つあります。これらのことを念頭に置いて事業承継を行うようにしましょう。

  1. 方針を明確にする
  2. 会社が好調なうちにM&Aを行う
  3. 引き継いだ会社を維持・発展させるという強い意志のある後継者を選ぶ
  4. 現経営者と後継者・承継崎と信頼関係がある
  5. 事業承継に精通したM&A仲介業者を選ぶ
  6. M&A仲介業者と信頼関係を築く

 

 

 

1.方針を明確にする

 事業承継をうまく実行するためには、「いつ」「誰に」「どうやって」承継するのかを明確にすることが重要です。そして一度決めた方針は、親族間で争いが生じたり、従業員や取引先の信頼を失うことのないように、合理的な理由がない限り変更しないようにしましょう。

 

2.会社が好調なうちにM&Aを行う

 経済は生き物であり、会社の経営状況も刻一刻と変化します。会社の売却価格も経営状況により大きく変動します。通常、会社の売却価格は利益の何倍というように算定されるので、赤字の会社には値段が付かないこともあります。したがってM&Aを行う時期としては、利益が出ていて会社の業績が好調な時に行うことが重要です。M&Aの買収相手が見つかるまである程度のまとまった期間が必要であるため、事業承継の準備はできるだけ早くから取り組むことが重要です。

 

3.引き継いだ会社を維持・発展させるという強い意志のある後継者を選ぶ

 昨今の日本は、インターネットの普及やグローバリゼーションの進展により、企業経営をとりまく環境が短期間で大きく変化しています。そういった中で経営を続けていくためには、相応の努力をして会社を維持・発展させるという強い意志がないと難しいと言えます。そのため、そのような強い意思の持ち主に対して会社を引き継ぐようにしましょう。

 

4.現経営者と後継者・承継先と信頼関係がある

 事業承継を成功させるためには、現経営者と後継者・承継先との信頼関係がきちんと構築されていなければなりません。現経営者が大事にしてきた経営理念等の価値観や経営方針や経営ビジョン等を後継者や承継先が理解し、それに則った経営方針でさらに発展することが双方にとって望ましいでしょう。現経営者との間で信頼関係が構築されない場合、会社運営が上手く回らなくなるばかりか、従業員や取引先等の関係者との関係もギクシャクしだすことになるので、信頼関係を構築することは重要です。

 

5.事業承継に精通したM&A仲介業者を選ぶ

 M&Aを利用した事業承継を行う場合、買取企業を探すことは難しく、直接交渉をすると足元を見られることも多いです。そこで、通常はM&Aの実務支援やアドバイスをしてくれるM&A仲介業者を利用します。M&Aの仲介業者としては、銀行・証券会社等の金融機関やM&A仲介専門業者があります。金融機関は収益性の点から売買価格10億円以上の案件の取り扱いを中心としているので、中堅・中小企業の案件の場合はM&A仲介専門業者に依頼することが合理的あると言えます。

 

6.M&A仲介専門業者と信頼関係を築く

 M&Aの仲介専門業者の選択に際しては、仲介専門業者の報酬体系と担当者との信頼関係を基準にして選ぶことが一般的です。仲介専門業者を選ぶときは、業務従事に際して着手金を取る業者や専任契約を求める業者もいるので、これらのことを事前に確認することが必要です。M&Aを進めていく中で綿密な打ち合わせが必要であり、コミュニケーション不足により適切な行動を行えなかったといことも少なくありません。それが原因で買収候補企業から不信を招いて交渉決裂になることもあるので、 コミュニケーションが取りやすい担当者を選択しましょう。

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