アドアーズ、日本介護福祉グループを株式譲渡 介護事業休止

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 アミューズメントや不動産の運営事業を展開するアドアーズ株式会社【4712】は11日、連結子会社である株式会社日本介護福祉グループの全株式を、日本介護福祉グループの創業者及び代表取締役会長である藤田英明氏に譲渡することを決議したと発表した。さらに今回の株式譲渡により、アドアーズは介護事業を休止するとのこと。本日5000万円で譲渡予定。

 アドアーズが日本介護福祉グループの株式を取得した平成26年度11月当時の狙いは、主力事業であるアミ ューズメント事業が消費税増税などの影響を受けて厳しい状況が続くため、新たな事業として介護事業を開始することにあった。介護事業の開始により、事業環境の変化に柔軟に対応して業容を拡大できるほか、日本介護福祉グループが全国752拠点で展開する通所介護事業所等の介護施設と、アドアーズの親会社であるJトラス トの情報網を活かした大型介護施設や医療機関の取得により、次世代を見越した介護事業にまで事業を拡大・構築することが可能であると期待していた。

 しかし、日本介護福祉グループの主力事業である通所介護事業などの業績が当初の計画から大きく乖離し、改善の兆しが見込めない状況に陥った。そのため成長戦略に掲げる居宅支援事業所や教育機関の開設をこのまま進めても中期経営計画の達成は難しいと判断。そこで創業者である藤田氏と協議した結果、同氏に日本介護福祉グループの全株式を戻し、同氏が経営を行うことで双方の結論が一致したとのことだ。したがって、株式譲渡に伴ってアドアーズは介護事業を休止する。

 アドアーズはこのことを深刻に受け止め、役員報酬の減額を実施する。

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