長谷川香料、味の素と業務提携 グローバルな事業展開目指す

hasegawa 総合香料メーカーの株式会社長谷川香料【4958】は18日、味の素株式会社【2802】との間で、発酵ナチュラルフレーバーの研究開発・事業化に関して業務提携契約を締結し、味の素に対して第三者割当による自己株式の処分を実施することを決議したと発表した。長谷川香料の保有するフレーバー精製・製剤化技術と味の素のバイオ・発酵技術を組み合わせることによって、数年内での発酵ナチュラルフレーバーのグローバルな事業展開を目指す。

 長谷川香料は、フレーバーの開発・生産に100年を超える歴史を持ち、培った独自のフレーバーの開発技術は世界トップクラスとして高い評価を得ている。さらにグローバルに約1兆 4,000 億円のフレーバー市場があり、長谷川香料ではグローバル事業も展開している。一方味の素は、100年にわたり味覚や食感の技術により「おいしさ」を追求し、アミノ酸の開発・生産を通じて培った独自の先端バイオ・発酵生産技術を保有している。

 長谷川香料と味の素の事業領域が相互補完的であり、業務提携によって長谷川香料の保有するフレーバー精製・製剤化技術と味の素のバイオ・発酵技術を組み合わせる。また両社の事業基盤の活用によって、スペシャリティ素材である発酵技術を活用したナチュラルフレーバーの研究開発・ 事業化を加速させ、数年内での発酵ナチュラルフレーバーの上市とグローバルな事業展開を目指す考えだ。

 なお、業務提携の実効性を高めるべく、長谷川香料は味の素に対して、第三者割当の方法により自己株式 90万株を割当る。本自己株式処分後の発行済株式総数に対する所有割合は2.11%。第三者割当により調達する資金(差引手取概算額)は16億1630万円で、新本社社屋の建設及び本社移転費用に充当する予定としている。

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