トランス製造メーカーの田淵電機、テクノ電気工業を買収 新規市場開拓へ

tabuchi

 田端電機は1940年からトランス事業に参入して以来、「ZEBRA」ブランドの国内老舗メーカーとして、さまざまな市場ニーズに対応した製品を供給してきた。一方テクノ電気工業は、水冷式トランス・電磁石・磁場コイル・電源・制御装置などを製造しており、その独自の技術力を強みとして、500を超える各種企業・大学・専門学校・国立研究機関などに納入するほど、国内でも有数のシェアと実績を誇っている。

 今回の株式取得は、人口減少や海外メーカーとの競合激化を背景に、田端電機がトランス事業の持続的成長を実現するには医療・産業・社会インフラなど新領域への進出が不可欠と判断して行うもの。テクノ電気工業が展開する水冷式トランスや電磁石・磁場コイルなどの事業・技術を取り込むことによって新規市場開拓が可能になり、さらには田淵電機の技術との融合による新製品開発の推進を図る考え。さらに田淵電機は、強みである顧客対応力・高度巻線技術・磁性体応用・高周波対応技術を組み合わせることで新市場の開拓を図るとともに、従来参入できていなかった分野への進出に向けた事業基盤の構築を目指す。

 8月31日の買収契約締結後、契約で定める条件が満たされることなどを条件として、2015年10月1日にテクノ電機工業の株式を譲り受ける予定。これにより田淵電機グループの国内製造拠点は、田淵電子工業と合わせて計2拠点となる。

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