パナソニック、バックオフィスソフトウェア会社を買収 BtoBソリューション事業の成長へ

panasonic 総合電機メーカーのパナソニック【6752】は、店舗のレジカウンターに設置されるPOS端末を管理するバックオフィスソフトウェア(BOSW)を主力商品とするカナダのQuick Service Software社(QSS社)の株式を51.0%取得、買収する契約を締結し、2015年9月1日に株式を取得したと、1日発表した。QSS社のバックオフィスソフトウェアをパナソニックの商材を対象に使用することで、BtoBソリューション事業の成長を図る。

 パナソニックは、2018年度にBtoBソリューションで売上高2.5兆円を目指しており、BtoBソリューションにおける重点事業領域の一つとして「食品流通業界」を掲げている。中でも北米地域を中心とした同業界は産業規模が大きく、また、近年の成長性も高い。さらに今後、eコマースなどが大きく伸びる領域と予測されており、パナソニックとしても、有望な成長業界の一つと位置づけているのだという。一方QSS社は、北米におけるQSR業界向けバックオフィスソフトウェアの大手企業であり、カナダでは約60%と圧倒的なシェアを誇っている。クラウドベースでのソフト提供・多言語対応・複数のブラウザ対応などの商品力に加え、顧客の多様なニーズに迅速に応える高いソフトウェア開発力を兼ね備えている。

 今回、QSS社をパナソニックグループに加えることにより、パナソニックが保有する商材とQSS社の店舗管理のバックオフィスソフトウェアを繋げることで相乗効果を最大限に発揮し、BtoBソリューション事業の非連続な成長を目指す考え。そもそも、現在店舗経営において、労務費の抑制、店舗スタッフの離職率の低減、ロスコスト(廃棄・業務ミス)の削減などが大きな課題となっている背景があり、課題解決の有力なツールとして、店舗管理を担うバックオフィスソフトウェアが重要視される傾向が強まっているのも、今回買収した理由のひとつ。

 今回の買収後も、QSS社は現経営陣の指揮の下、引き続き高いオープンプラットフォーム性を活かしたシステムソリューションをグローバル市場に提供していくとしている。

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