楽天、海外航空券卸売販売大手のWTS社を子会社化 海外旅行商品を強化

楽天 インターネットサービスを展開する楽天株式会社【4755】は、ワールドトラベルシステム株式会社(WTS社)の出資比率を引き上げて子会社化したと、16日発表した。楽天はWTS社の強みを活かして、より魅力的な旅行商品を提供していく。

 WTS社は、旅行会社に対する航空券の卸売り販売(ホールセール)を主な業務とする観光庁長官登録の第1種旅行業者。日本を発着する多くの航空会社との間で幅広いネットワークと強い交渉力に加え、高い専門性を備えた人材も豊富に持っている。また、海外航空券のインターネット予約システム「SkyRep」を業界に先駆けて開発しており、海外航空券を取り扱う旅行会社にASP形態(アプリケーションの使用権の賃貸契約)で提供したり、手配業務の効率化や海外個人旅行市場への新規参入を支援したりしている。

 海外旅行市場の中でも、航空券やホテルなどの旅行商品を消費者の要望に応じて取り扱う個人手配旅行市場は、消費者ニーズの多様化、インターネットとの親和性、LCCの相次ぐ就航、景気回復傾向による出張の増加などにより、成長している分野である。特に個人手配旅行市場は、ホテルだけでなく、多様な航空券販売の重要性がますます高まっている。

 楽天はこれまでも旅行予約サービス「楽天トラベル」において、インターネットだからこその「簡単」「自由」「便利」を売りに、航空券とホテルを自由に選んで予約できるダイナミックパッケージを販売してきた。今回の子会社化によって、WTS社の強みを加えることでより魅力的な旅行商品のラインアップを増やすことで、顧客の選択肢を増やす考え。なお、出資額は10億円以下とのこと。

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