オリックス、インドネシアのオートローン会社買収 金融サービスの多角化

orix 総合リース企業のオリックス株式会社【8591】は、インドネシアでオートローン事業を展開するPT. Sinar Mitra Sepadan Finance(SMS社)を買収すると、16日発表した。今回の買収を通じて事業領域を拡大し、インドネシアでのさらなる金融サービスの展開を図る。

 オリックスは、1971年に香港に進出して以来、海外においても金融サービス事業を拡大し、現在は35ヶ国544拠点のネットワークを構築している。インドネシアには1975年に進出し、現地の大手企業から中堅・中小企業向けに設備リースや自動車リース事業を展開してきた。一方SMS社は2000年に設立された独立系のオートローン事業者で、地場銀行出身者を中心とした経営陣で構成されている。インドネシア全国に106の支店網を有しており、個人事業者や個人を顧客基盤として、中古の市場価格が底堅い日本車のミニバンやトラックを主体に取り扱っている。

 世界第4位の人口規模を誇るインドネシアは、経済成長に伴って中間所得者層が増加しているものの、自動車の普及率は8%程度と近隣の東南アジア諸国と比べて低い水準である。そこでオリックスは、今後自動車のさらなる普及に伴い、インドネシアにおけるオートローン市場の拡大が見込まれるとしている。オリックスは今回の買収を通じて、オートローンへと事業領域を拡大し、インドネシアでの金融サービスの多角化を狙う考え。

 今回の買収は、インドネシア金融庁から許可を取得したもので、2015年10月を目処に外資企業の出資上限比率となるSMS発行済み株式の85%を取得する予定。

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