アスラポート・ダイニング、九州乳業の株式取得 外食事業の取引拡大

牛角 「牛角」などの飲食店を展開する株式会社アスラポート・ダイニング【3069】は、九州乳業株式会社を特定子会社化する目的で九州乳業の株式を取得し、現物出資による第三者割当増資を実施すると、1日発表した。今回の株式取得により、アスラポート・ダイニングは外食チ ェーンや外部企業に向けての取引拡大、九州乳業は財務体質と信用力の強化を見込めるとしている。

 アスラポート・ダイニングは、「牛角」「とりでん」「ちどり亭」などの焼肉・居酒屋といった外食フランチャイズを中心に全国で428店舗展開している。アスラポート・ダイニングでは、2013年から掲げている「食のバリューチェーン構築」という経営目標を達成すべく、外食から生産事業への進出を果たした。また、アスラポート・ダイニングのブランド商品の開発・販売を強化するため、「食品生産事業と六次産業化」という経営目標にも取り組み、食品生産事業を強化してきた。これらの目標を達成するため、物流部門において阪神酒販株式会社のグループの傘下にある東洋商事の協力を得ている。一方、九州乳業は「みどり牛乳」という主力ブランドを持っており、ほかにもヨーグルトやプリンなどの様々な乳製品の製造・販売も手掛けている。現在、九州乳業の主力株主である東洋商事の全国商流ネットワークを活用し、九州乳業の生産能力はほぼピークに達している状態である。

 アスラポート・ダイニングは九州乳業が運営する事業を活用することで、アスラポート・ダイニングが展開する外食チ ェーンや外部企業に向けての取引拡大が見込めるとして考えている。九州乳業は財務体質と信用力の強化を図れるとしており、アスラポート・ダイニングろ九州乳業のシナジー効果を最大限発揮することを目指す。

 株式取得の方法は、九州乳業の主要株主である東洋商事株式会社から、東洋商事が保有する九州乳業の株式の一部を現金にて譲り受けることと、東洋商事が保有する九州乳業の株式を現物出資する方法にて東洋商事を割当先とする第三者割当増資を行うことにより実施する。取得株式数は191万4200株で、アスラポート・ダイニングは九州乳業の発行済み株式を95.71%所有することになる。株式取得は2015年10月19日に実行する予定。

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