エス・エム・エスと三井物産、医薬情報サービスのMIMSグループを共同買収 アジアでの医療発展へ

SMS 介護・医療・キャリアなどの事業を展開する株式会社エス・エム・エス【2175】と大手総合商社の三井物産株式会社【8031】は、アジア・オセアニア地域で医薬情報サービス事業を手掛けるMIMSグループを共同で買収するため、MIMSグループの持株会社であるイギリスのMedica Asiaの全株式の譲渡契約を締結したと、7日発表した。さらに、Medica Asia の第三者割当増資を引き受けることも決議した。共同買収によって、アジア・オセアニア地域での医療発展を目指す。

 エス・エム・エスは、「高齢社会に適した情報インフラを構築することで価値を創造し社会に貢献し続ける」ことを企業 理念に掲げており、介護・医療・ヘルスケア・シニアライフの各分野において、人材紹介などのキャリア関連サービス・事業者向け経営支援サービス・ウェブコミュニティなど、様々な情報サービス事業を展開している。さらに、アジアで医療・ヘルスケアに対するニーズ拡大するとの見込みから、アジアを重点地域と位置づけて12 カ国で事業を展開しています。 一方MIMS グループは、 アジア・オセアニア地域 12 ヶ国と香港で医薬情報サービスを書籍・ウェブサイト・モバイルアプリなどのマルチチャネルで提供している。MIMS ブランドはその地域において圧倒的な知名度を誇っており、医療従事者の会員数は約 170 万人にものぼる。

 アジア・オセアニア地域は医療費が急拡大している有望市場であることから、MIMSグループのブランド力・医療従事者の強固な会員基盤・製薬企業との幅広い取引基盤に、エス・エム・エスが持つ情報サービスの開発・運営ノウハウと、三井物産のグローバルネットワークを掛け合わせることによって、既存事業の拡大に加えて多様な新規事業の展開を可能にするとの判断から、今回の共同買収に至った。今後、製薬企業に対するマーケティング支援・クリニックを営む医師に対する経営支援・人材関連サービスなどの新規事業を計画している。これらの事業を通じて、アジア・オセアニア地域の医療の質と生産性を高めるとともに、医療発展を図る考え。

 今回の株式譲渡契約は、イギリスのAXIO Data Hedgeco Limitedや個人株主6名の合意の下、締結したものである。買収後の出資額は総額約300億円となり、出資比率はエス・エム・エス60%、三井物産40%となる。これにより、Medica Asia はエス・エム・エスの連結子会社となる。

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